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プロも使う!簡単お手軽調味料10選
ここまでいろいろと書いてきましたが、それらを読んでもまだまだ自炊は面倒くさいと思っている方は、必見です!
まだいろいろと見ていないという方はとりあえずこちらからどうぞ!
はじめに~このブログのコンセプト~
私のブログを読んでいただくにあたって、まずはここを読んでほしいと思います。
ブログでは、基本的に料理レシピを投稿しております。特に何料理というジャンルがあるわけではなく、様々な料理が登場すると思います。作りたいものを作ってるって感じで...
プロも使ってる!簡単お手軽調味料10選!
まずはまじめな話
皆さんがイメージするプロの料理人とはどんなものでしょうか。
頑固で妥協を許さない。
家庭ではできないような手間暇をかけて美味しい料理を作る。
秘伝のレシピを持っている。
などなど、ストイックなイメージがあるのではないですか?
でも、本物のプロはストイックなもの、というイメージは、正しくもあり、間違ってもいます。
確かに、美味しい料理を作るためならばあらゆる手段を講じるし、「これが一番美味しい」という高みを求めて日々の精進は欠かしません。妥協のない料理は料理人の個性につながるので、捨てることはできません。また、これは当然ですが、他人には教えたくない自分だけのレシピは必ず持っています。これは料理人の「財産」であり、格好良く言うなら「魂」ですから。
しかし、じゃあ全てをストイックに、頑固に、ということは、実はあり得ない事だと思います。
私もプロの料理人の端くれでございますが、だからこそ言えることがあります。
そもそも「プロの料理人」とは何を指すのかと言えば、
- 自分の作る料理をお客さんに食べてもらう。
- 自分の作る料理をお金に換える。
この二つが挙げられます。
結局同じ事じゃないの?と思うかもしれませんが、私たちに言わせれば全く違うことです。
仮に、「お客さん」の部分を「お腹が減っている人」、もしくは「飢えている人」に変えてみてください。
自分の作る料理をお腹がすいている人に食べてもらう。
自分の作る料理を飢えている人に食べてもらう。
イメージが変わりましたか?
私たちにとって一つ目の項目は「商売」ではなく、どちらかと言えば「ボランティア」に近い精神だと考えてもらった方が分かりやすいです。
動機や理由、目的は料理人それぞれで違うでしょうが、少なくとも「プロ」と呼べる料理人は「自分の作った料理で他人のお腹を満たしたい」「幸せにしてあげたい」「喜んでほしい」といった気持ちを持っているものです。
その気持ちが、妥協のない料理であったり、手間暇を惜しまない情熱であったりを生み出し、料理人を高みへと登らせる原動力となるわけですが。
実際のところ料理人はボランティアでは食べていけません。
気持ちだけでよければ、料理人はボランティアで問題ないです。しかし、料理をするには材料が必要で、材料にはお金がかかります。もちろん料理人が生きていくためのお金も必要です。きれいごとでは料理は続けられないのです。
そこでふたつめの項目がうまれます。
自分たちの料理をお金に換える。すなわち「商売」です。
私たちプロの料理人はたいていが飲食店を営むか、働くかしてお金を稼いでいます。
飲食店は、料理を作る→お客さんに提供する→対価をもらう→そのお金で従業員を養いながら材料を買う→料理を作る、を繰り返します。
このサイクルを成立させて初めて飲食店は商売として成り立つのですね。
このサイクルにおいて、もっとも重要なのが、飲食店ですから料理を作ることです。料理をたくさん作れば作るほどこのサイクルは効率よく循環するので、たくさん作るために素早く作るよう心掛けるようになります。
素早くたくさん料理を作るためには、
- 料理の腕を磨く。
- 人手を増やす。
- 料理の工程を少なくする。
この三つが挙げられます。
料理の腕を磨くことは個人的に切磋琢磨すればよいのですが、これには限界があります。
そこで人手を増やします。バイトなどを使って、補助や、同じことをしてもらうわけです。
それでも足りなくなった時、私たちは料理の工程を少なくするという選択肢を持ちます。
料理の工程を少なくするメリットは3つ。
- 純粋に、料理を作る手間がなくなり素早く提供できるようになる。
- 補助役のバイトなどでもかんたんに美味しい料理を作れるようになる。
- 素早い料理提供はお客さんにも喜ばれる。
料理の工程を少なくすることは、お客様にとっても自分たちにとってもメリットになるんですね。
こうしてプロの料理人は商売を成立さて、プロとしての地位を築くわけです。
料理の工程を少なくする=料理を簡単にする
気付きましたか?
これって、自炊を楽しくするためのコンセプトと、同じですよね?
そうなんです。私たちが自炊を楽しくするために考えている「料理を簡単にすること」は、プロが当たり前にやっていることと同じなんですよ!
それはつまり、プロと同じことをすれば自炊を楽しくすることにつながるってことです。
プロが行う料理の工程の省略は、いろいろとありますが、その中でも今回は、料理の味付けや、ベースの下ごしらえを簡単にすることができる、お手軽調味料に焦点を当てようと思います。
お手軽調味料を侮ってはいけない
お手軽調味料とは何なのか。
それはひとことで言ってしまえば、市販されている調味料のことです。
プロの料理人は、もちろんいちから味を作っていくことはできますし、そうすることで個性的な味付けを作ることができます。しかし、店で出す料理の全てを一から作っていると、いくら時間があっても足りません。素早く料理を提供することもできないのです。そこで使うのが、市販調味料です。
もちろんそのまま使うことはなく、他の調味料や食材と組み合わせることでオリジナリティーは出しますが、自分たちが望んだ味を出せるのならば、市販調味料を使うことはよくあることです。
幻滅する?
いやいや、そう思うのは間違いです。市販調味料を使うのは、決して味のレベルを落としてでも素早さを取っているからではないのです。正直そうなるくらいなら市販調味料は使わずに自分で作ります。
今の時代、市販されている調味料の、味の洗練され具合は、プロですらうなるほどのレベルってことですよ。
これはうまい!って思うからプロも使っているんです。
そんな調味料、使ってみたいと思いませんか?
どうぞ使ってください!市販品ですので当然皆さんでも手に入れることができます。
と言われても何を使えばいいのか分かりませんよね?
というわけで本題です!
今回はそんな市販調味料の中でも、私が厳選し、自炊でも使えそうなものを10個選んでみましたので、もし気になったものがあればぜひ使ってみてください!
自炊でも使えるお手軽調味料10選
ステーキシーズニング
これはシーズニングソルト(味を付けた塩)の一種なのですが、様々な種類のシーズニングが入ったこの「ステーキシーズニング」は、味のバランスが絶妙で、その名の通りステーキに振りかけて焼くだけで、お店で食べるステーキの味に早変わり!
それ以外にも、揚げ物や、野菜炒めに振ってもそれだけで味が完成するくらいうまい。とにかく万能シーズニングなので、おススメです!
ケイジャンスパイス
ケイジャンとは、アメリカの郷土料理のことで、さまざまなスパイスで味付けされた料理となります。普通は自分で調合するスパイスなのですが、すでに調合されたものがこのケイジャンスパイスです。
ピリリと辛く、爽やかな香り高いこのスパイスは、肉料理にも魚料理にも合います。カレースパイスとは全く違うので、もしかしたら未知の味に出会うことになるかもしれませんが、これは日本人好みの味だと思うので、辛い物が好きな人は絶対に気に入ると思います。
チリパウダー
こちらはスペインやメキシコ料理などで使われるスパイスです。唐辛子を主体として、いろいろなスパイスが混ぜられてるものがこのチリパウダーとなります。粉末状になっていて、色も赤黒く、見た目にも辛いです。が、個人的な感想としてはケイジャンスパイスよりは辛くないです。他の香辛料のうまみが引き立っているといった感じ。
チリコンカンや、チリソースなどがお手軽に作れるので、とても便利です。
アメリカンソース
アメリケーヌソースと言った方が分かる方もいるかもしれません。
エビのダシを凝縮したソースになります。これは私も海老から作ることあるんですが、純粋に面倒くさいです。その手間にみあった美味しさはあるのですが、それを家庭でとなるとほぼ不可能に近いです。でも、それを可能にするのがこのソースです!
エビの味が濃厚で、濃度もあるこのソースは、クリーム系のソースやトマト系のソースにも合いますし、味噌と合わせても美味しいです。安いことも魅力の一つです。
グラスドビアン
最初に言っておきますが、こちらは少々お高いソースベースとなっております。
しかし、これはうまいです!
グラスドビアンの正体は、フォンドボー(こちらはよく耳にするのではないでしょうか?)という牛肉で取ったダシを煮詰めたソースを、さらに煮詰めて漉すことでできる、超凝縮ソースです!
自分で作ろうとするとそれはもう手間のかかるソースなのですが、それが缶詰めになっていて、味にも遜色がないとなれば使わない手はありませんね。
ビーフシチューの隠し味や、牛肉の煮込み料理、ステーキのソースに、味のベースとして使えば格段にレベルが上がります。普段使いには使えないくらい高いのが難点ですが、特別な料理を使うときなどに使うと、正直店の味を超えることもできますよ。
アヒージョオイルソース
アヒージョが好きな人って結構いると思います。あのにんにくの香りと具材の味が合わさって、アツアツで食べれる感じがたまらないんですよねー。
あのオイルを作るのって案外難しいんですが、このソースを使えば、ただかけるだけでアヒージョが出来ちゃいます。ニンニクだけでなくいろいろな香辛料やハーブ、味も入っているので、アヒージョとしてだけではなく、炒め物の味のベースとして使うこともできるので、非常に使い勝手の良いオイルソースとなっています。
ビスククリームソース
アメリカンソースと違い、クリームソースとして仕上げてあるのがこちらです。
ビスクとはフランスの、甲殻類のダシで作ったクリームスープのことですが、これをソースにしたものなので味が濃厚になっています。
料理のベースにすることもはもちろん、ドレッシングのベースにすることも可能なので、思いのほか使い勝手の良いソースになっています。
鶏がらスープ
中華食材としてのイメージがある鶏がらスープですが、純粋に「鶏肉のダシ」として考えれば、実はどんな料理にも使うことができる調味料になっています。
よく、美味しいと言われている中華調味料もありますが、そういった味の濃い調味料に比べるとこちらは主張が少ないです。しかしだからこそ、料理の味のベースとして使うにはちょうど良い汎用性を持っています。中華だけでなく洋食にも和食にも、うまみのベースとして使ってみてください。
昆布茶
飲用として売っている昆布茶ですが、実は魚介のダシとしてもとても優秀です。味も、うまみが濃いわりには主張が少ないので、どんな料理にも合います。
スーパーなどでほぼ必ず売っているというのも魅力の一つです。また溶けやすいので、冷製の料理でも気軽に使えるのが良いですね。
ソテーオニオンペースト
玉ねぎをあめ色になるまで炒める、って、時間かかるし面倒くさいんです。
それを手軽に利用できるがこれです。炒め具合により種類が違うのですが(あめ色になればなるほど値段も高くなります)安い種類でも十分なうまみを得られます。
カレーや煮込み料理のベースに、スープ(もちろんオニオングラタンスープも)も手軽に使えます。
こちらで紹介しております
ここでご紹介したものは、こちらの記事で入手することが可能です。気に入ったものがあればぜひ手に入れてみてください!
自炊が究極的に楽になるアイテムたち
なにかと予定通りにいかない1人暮らしの自炊をサポートするためのいろいろな方法をご紹介。お手軽調味料からカップスープ、冷凍食品や、究極の食品宅配まで。自分の自炊に合った方法が見つかります!
まとめ
他にもたくさんあるのですが、今回は使いやすかったり、普通には作れない味を手軽に作れるものを中心に選んでみました。
少し洋食系に寄ってしまいましたかね…。
また機会があったらご紹介するので、それまでは今回のお手軽調味料を使っておいてください。