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自炊を楽しくするための5つの料理術
私が掲げる5つのテーマを、ここでは少し詳しく解説していきたいと思います。
1.ミールプランニング
このミールプランニングはご存知の方も多いかもしれません。
ある一定期間を設定し、その間の食事(もしくは晩ごはん)のメニューを予め決めてしまおうという考え方です。
これをするメリットは
メニューにバリエーションを付けやすい
買い物を予めしておける
無駄なものを買わずに済む
などがあります。一度にメニューを作るという手間はかかりますが、それに見合うだけのメリットはあるということですね。
しかし、そういった生活の手間を省くという側面ばかりが注目されるミールプランニングですが、本来ミールプランニングとは
生活の基本となる食事に計画性を与えることで、行動の簡略化や経済的な節約を図るだけでなく、生活そのものを豊かにするという意図が組み込まれています。
豪華な食事やパーティーなどを行う際に、じゃあ明日やろう、というのはあまりにも性急すぎて大変です。料理の下準備や、それだけでなく人の招待や食卓の飾りつけなど、いろいろとやらないといけないことがあるからです。
だから、食事の献立をあらかじめ用意し、例えば週に一度のディナーパーティーに備える。
先人はそういった意図でミールプランニングを編み出しました。
つまるところミールプランニングとは本来、生活を豊かにするための一つの手段であり、手間をなくすことや食材の節約といったことは副次的に生み出された価値でしかないということですね。
でも、現代の私たちにおいては価値は逆転し、簡略性と節約性が重宝されています。私のテーマとしても、どちらかとしてはそこにテーマをおいています。
一週間に一度献立を決めるだけでよいというのは手間を省くにはとても魅力的で、且つ、使う食材が分かっていれば余計な買い物をせずに済みますから。
でも、私は本来の意図を忘れては欲しくないと思います。
ミールプランニングとは本来生活を豊かにするための考え方です。
きっかけは手間を省き金銭的に安く仕上げることであったとしても、その先に生活を豊かにする「何か」を生み出してもらえればと思っています。
2、食材のリンク
これはとても難しいようで、実のところとても簡単な方法です。
1週間7品の献立において、共通した食材を作る。それだけです。
最初から共通した食材を設定すると難しいのですが、以下のことをすると、自然に共通した食材が生まれてくると思います。
メインとなる食材を7品分イメージする。
食べたい食材を決める。
買った食材は使いきるようにイメージする。
どれをどの程度買えば足りるのかというのは慣れていかないと難しいかもしれませんが、例えば…
キャベツ1玉買った方が半分買うより安いなら、1玉買って、それを使いきるには何食分かと考えてみましょう。
それだけで、共通食材ができます。そして節約になります。豚肉や鶏肉も大きなサイズで買えば安くなることがほとんどです。ならば大きなサイズで買って、それを食べきる食数に分ければいいだけです。
これを複数積み上げていくと、最強に手間なく安上がりなミールプランが出来上がるわけです。
もちろん最初は難しいでしょう。
だからこそ、私のブログレシピがあります!
ブログレシピを見て、どうぞ感じてみてください。
3、まとめ買い
これはとても単純です。毎日買い物に行くよりも一度に買い物を済ませてしまった方が楽ちんでしょう?
ミールプランニングによって使う食材が決まっているというのが前提なので、まとめ買いは容易です。
欠点は、凄腕の主婦がやっているような最安値だけを狙って買い物するようなことはできないということくらいです。
でもそれってすごく手間のかかることなので、私は全くやる気はありません。
はっきり言ってまとめ買いするだけでも節約にはなります。特に一人暮らしや二人暮らしの人たちにとってみれば、割高な少量パックを買わず、普通に安い商材を手に入れることができるというだけで、十分節約になるのではないでしょうか。
もちろん、それだけでは満足できないという方はまとめ買いせずに安売りを狙ってもいいとは思いますが、そこはこのブログテーマには沿わないのでまとめ買いのみをおススメしたいと思います。
4、作業の集約
面倒くさいことは一度に済ませてしまおう、というのがこの作業の集約です。毎日毎日面倒くさいことをやると思うより、一度だけ面倒くさいことをやればいいと思う方が、ちょっと楽だな、と思えるはずです。
それにこれは精神的に「手間」を省くだけでなく、実際に時間的な手間が省けます。
人間は、同じ作業を繰り返していると学習し、自然と効率が良くなって素早くなっていきます。すごいですね。進化です。
そしてその進化は、ほんの短い作業の時間でも生まれます。その人間の学習を利用するのが作業の集約です。
切るという作業、仕込むという作業。7品分を7回に分けてやる作業時間と、7品分を1度にやってしまう作業時間。まったく同じ作業内容だとしても、驚くほど違いが出ます。
作業の集約はあらゆる意味で料理への手間を省いてくれる実践方法なのです。
5、時短調理
このテーマに関しては、正直私の一番苦手な部分であるのを認めておきます。
おそらく世の節約マスターたちの方がよほど時短調理術には長けているのではないかと思います。
だったら掲げなければいいのではないかと思う方もいるかもしれませんが、でも、レンジやトースターを使ったり、ときには市販品で何かを代用したり…それは確実に自炊を楽しくすることにつながっていますので、私のコンセプトには欠かせないテーマでしょう。
ですから、私もブログレシピを作りながら勉強していきたいと思いますので、最初のうちは大目に見ていただきたいと思います(笑)