早速ですが今回は焼き豚(チャーシュー)を作っていきたいと思います。
超人気のラーメン屋さんで出されているような絶品のチャーシューが自炊で作れたら最高だと思いませんか?
今回はそんなチャーシューを目指すべく、作っていきたいと思います。
本気の柔らかチャーシュー!
最高にうまいチャーシューを作るとなると、さすがに普通の方法では家庭のキッチンで作ることは難しいです。そこで今回は超絶便利キッチン家電の一つである「圧力鍋」を使っていきたいと思います!
もし持っていない方はこちらでおすすめの圧力鍋を紹介しているので参考にどうぞ!
圧力鍋を使えば、時短にもなりますし、普通にやるよりも柔らかく仕上げることが可能です。しかも一人暮らしで使うような少量でもできますから、ぜひこの方法をおすすめします!
さらに、チャーシューのレシピでよくあるような「肉を紐で縛る」という工程を省きます。実はこんなことしなくても美味しいチャーシューは作ることができるんですよ!
準備
豚肩ロースブロック 800g
今回は800gと多めで作りましたが、お好みの量で大丈夫です。ただし、あまり小さいとチャーシュー感がなくなってしまうので、小さくても400gくらいで作りましょう!
800gの場合、半分に切りますが、この時、繊維と平行になる角度で切ります。
ねぎの青い部分 1本分
適当にざく切りにします
しょうが 1片(20g程度)
皮は剥かずに洗ってから適当にスライスします。
料理酒 100g
水 2000g
合わせ香味野菜
ネギ(白い部分) 1本分
適当にざく切り
しょうが 1/2片(10g程度)
皮を剥かず洗って適当にスライス
リンゴ 1/2個
芯はくり抜き、適当な大きさにカット。
セロリの葉っぱ 適量(1本分程度)
玉ねぎ 1/2個
適当にスライス
合わせ調味料
料理酒 100g
みりん 100g
醤油 100g
酢 30g
ハチミツ 30g
黒砂糖(黒糖でもよい) 50g
豚肉のゆで汁(*) 400g
作り方
・まずは豚肉をフライパンで焼いていきます
しっかりと熱したフライパンに、油はひかずにそのまま豚肉を入れます。強火のまま、表面だけを焼いていきます。火を弱くすると肉から水が出てしまって表面をこんがりと焼けないので、しっかりと強火で焼いていきましょう。全面焼き目を付けたら、圧力鍋に移します。
・圧力鍋で下茹でする
焼いた豚肉を入れた圧力鍋に、水、料理酒、ネギの青い部分、しょうがを加え、ふたをします。この時、豚肉がしっかりと水に浸かっていないようなら、ひたひたになるまで水を足して大丈夫です。逆にひたひたになるようなら2000g以下でも大丈夫です。
肉の大きさに水は合わせましょう。
圧力鍋は「高圧」で茹でていきます。しっかりと圧力がかかったら弱火で20分茹でましょう。茹でたら急冷して圧力を下げます。
・味を付けて煮る
圧力鍋から豚肉とゆで汁を一度取り出しておきます。(*このゆで汁を合わせ調味料の「豚肉のゆで汁」とします)
圧力鍋に合わせ調味料と合わせ香味野菜を入れ、取り出した豚肉をもう一度入れて(このとき豚肉を冷まさないように手早くやりましょう!)、ふたをしてもう一度「高圧」で加熱します。圧力がかかったら弱火にして10分煮ます。
煮終わったら、今度は自然に圧力が下がるのを待ちましょう。
圧力が下がったらふたを開け、もう一度火にかけて、今度は煮汁を煮詰めていきます。このとき豚肉をやさしくひっくり返しておきます。すでに柔らかいので崩さないように気を付けましょうね。
煮汁が半分ほど煮詰まったら火を止めて、軽く蓋をして自然に粗熱が取れるのを待ちましょう。
・しっかりと味を染み込ませていきます
粗熱が取れたら、密閉保存バックに煮汁と一緒に豚肉を入れます。香味野菜は入れなくてよいです。また、豚肉は粗熱が取れた段階でこの工程に進んでください。完全に冷めてからこの工程に入ってもあまり味が染み込みません。
この状態で完全に冷めたら、一晩冷蔵庫で寝かせたら、出来上がりです。
今回は豚肩ロースでチャーシューを作りました。豚バラ肉だとトロトロに仕上がりますが、冷めるとおいしく食べられないので、いろいろな用途で使えることを考えると、肩ロースのほうが自炊で作るには合っているのではと思います。
とはいえ、圧力鍋で充分に柔らかくなっているので、最高に美味しいチャーシューに仕上がっています!
また砂糖ではなく黒砂糖とハチミツ、少量のお酢を加えることとリンゴを加えることで、旨さや甘みに深みが加わっていると思います。
温めても冷ましても美味しいチャーシュー、ぜひお試しあれ!
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