最近、花椒（ホアジャオ）を使った料理が流行っていますよね。
担々麺であったり、ラーメンであったり、そして麻婆豆腐であったり。
花椒は唐辛子の辛さとは違い、舌がしびれるような辛さが特徴の香辛料。
中国では「麻」と「辣」の二種類の辛さが存在し、麻が花椒をつかったしびれる辛さ、辣が唐辛子を使った燃えるような辛さを指しています。
つまり、本来の麻婆豆腐とは、花椒を使ったしびれる辛さで作るのが本来の味だということです!
からしびコクうま・花椒を使った本格麻婆豆腐
というわけで今回は、花椒を使って四川風に近い麻婆豆腐を作っていきたいと思います。とはいえ、本当に本場の味にしてしまうと辛すぎですし、日本人の口にも合わなくなってしまうので、からしびにコクうまを足したアレンジ四川風麻婆豆腐を作りますね!
準備（２～３食分）
合挽肉 ２００ｇ
長ネギ １本（白い部分）
ニンニク ２片
絹豆腐 １丁（４００ｇ）
豆腐茹で用
水 １リットル
酢 ２０ｇ
合わせ調味料
豆板醤 ４ｇ
甜面醤 １５ｇ
一味唐辛子 ４ｇ
料理酒 ３０ｇ
つゆの素 ２０ｇ
塩 ２ｇ
つゆの素は市販品でもよいですし、作る場合のレシピはこちらで紹介しております。使い勝手が良いのでぜひ作り置きをお勧めします!
合わせスープ
水 ３００ｇ
鶏がらスープ顆粒 ８ｇ
片栗粉 １０ｇ
花椒 ２ｇ
仕上げ用
酢 １０ｇ
ラー油もしくはごま油 １０ｇ
作り方
・食材を切ります
絹豆腐は２㎝角のさいの目切りにします。
長ネギはみじん切りにします。
ニンニクは芽を取り除いてみじん切りにします。
花椒はそのままでも使えますが、少し刻んでおくと香りがより広がります。
・豆腐を茹でておきます
鍋に豆腐茹で用の水と酢を加え、沸騰させたら豆腐を加え、３分ほど茹でましょう。こうすることで豆腐の表面を固め、豆腐から水分が出たり、形が崩れることを防ぎます。
・麻婆豆腐
フライパンにごま油をしき、合挽肉を中火で炒めていきます。
しっかりと炒めたら長ネギとニンニクを加え、香りが出るまで炒めます。
合わせ調味料を加え全体に馴染ませたら、
合わせスープと豆腐を加え（合わせスープは片栗粉が沈殿しているのでよくかき混ぜながら入れましょう）、豆腐を崩さないようにやさしくかき混ぜながらとろみを付けていきます。
しっかりととろみが付いたら花椒と仕上げ用の酢とラー油（もしくはごま油）を加えてひと混ぜしたら、完成です!
仕上げに万能ねぎなどを散らすと彩もよいですね!
一応、ある程度誰でも食べられるような味付にしていますので、辛い物が好きな人は一味唐辛子と豆板醤を増やし、花椒の辛さに憑りつかれている人はもっと増やしてもいいですよ!
実はフライパン一つで作れる料理なので、材料さえ揃えれば実は簡単に作れるのも麻婆豆腐の魅力！ぜひ作ってみてくださいね!
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