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自炊をするときにこれがあれば何でも作れる!・おすすめの調味料

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自炊が楽しくなる話

料理をする時に必ず必要になるものというのはいくつかあります。

特に自炊ともなれば、自分で全てを揃えなければなりませんから、結構大変ですよね。

食材は言わずもがなだとして、まずは調理道具がないとどうにもなりません。百歩譲って台所がなくても調理器具がないと。

揃えるべき調理器具に関してはこちらで紹介していますので読んでみてください。

持っておくべき調理器具とおススメ調理器具7選
料理をするために絶対必要な調理器具を、初心者のための初級からこだわりたい人のための上級まで、様々なおススメ調理器具を厳選してご紹介。これさえ持っておけば自分のレベルに合った自炊ができること間違いなし!

調理器具を揃えれば、とりあえず食材を調理することができるようになります。

やったー!

でも、あれ?

包丁で切ってフライパンで炒めた食材、このまま食べても美味しくないですよね?

まぁ、調理した食材が最高級A5ランクの黒毛和牛サーロインだったらそのままでも美味しいかもしれませんが。

近所のスーパーで買ってきた安い野菜やお肉だったら、よほどでない限りは塩の一つでもないとおいしく食べられません。

そうです、調味料です。

自炊調理をするのには、調味料も必要になります。

実はこちらの記事では「お手軽調味料」と題して紹介しているのですが、

プロも使う!簡単お手軽調味料10選
調味料は塩や砂糖の他にも無数に存在します。特に調合された調味料は美味しいうえに手間も省ける優れもの。これは手抜きではなく賢い選択。様々な調味料の中から、プロの目から見ても使えるお手軽調味料をご紹介。

こちらで紹介している調味料は、とても便利な優れもので私のおすすめなのですが(興味があれば使ってみてくださいね!)、しかしこれは料理をお手軽にするための調味料であって、料理に必要な調味料とはまた少し違うんですね。

そこで今回は、料理をするために必要な調味料をご紹介していきたいと思いますよ!

自炊で揃えたい調味料・これがあれば何でも作れる!

料理をするために必要になる調味料って何だと思いますか?

そもそも調味料は料理を作るためにあるものですから、料理に必要のない調味料なんてあるわけがないですよね。

でも、世界には無限といってもいい調味料があり、それら全てを揃えていたら限りがありません。てか無理です。

だから、無限にある調味料の中からある程度自分にとって「必要」なものを選び出すことが必要になるんですね。

そうして必要最低限度の調味料をまずは揃えておくことが自炊生活の第一歩となるわけです。

さてでは、「必要最低限度」とは、いったい何をどの程度なのでしょうか。

必要最低限度の調味料・日本人は日本料理を基本にする

調味料を揃える場合、まずは料理ジャンルを絞って揃えることが大切です。中華調味料と和食調味料をそれぞれ少しずつ揃えても扱いきれなくなる可能性が高いですから、ジャンルを絞ることこそが「必要最低限度」の調味料だということになります。

では、いったい何の料理ジャンルの調味料を揃えればよいと思いますか?

人それぞれで好みは違って、好きな料理のジャンルも違います。

でも、日本に住む日本人なのであれば、やはり料理の基本は「日本料理」とするのが最も良い選択といえるでしょう。

それは、日本人は日本食を食べろ、という国民主義による意見からではなく、様々な理由により自炊では「日本食」を基本とした方が理にかなっているからです。

理由1・ほとんどの人が子供の頃から食べ慣れている

よほど家庭に事情がない限りは、ほとんどの人が子供の頃から日本食を食べ慣れているはずです。子供の頃に食べ慣れた料理の味というのは、「舌の記憶」にいつまでも残っているものです。

知っている味ほど、たとえレシピを知らなくても再現しやすい。

自炊で作る料理のベースは、知っている味を料理にする方が失敗しにくいのです。

理由2・どこでも材料が手に入る

これは自炊をするときにはとても重要で、ある程度手軽に材料を手に入れることができないと、自炊を続けることができません。

中華食材専門店にしか売っていない材料の料理ばかり作っていては、料理を作る前に疲れてしまいます。

その点、日本食に使う材料は、ほとんどをどこのスーパーでも手に入れることができます。

理由3・知っているメニューが多い

これは理由1と似ているのですが、作ったことがなくても知っているというメニューが多い日本食は、それだけで作りやすいものです。

自炊において「作りやすい」メニューというのはそれだけで手間を感じなくなるものですから、非常に重要なメリットです。

作りやすい・分かりやすいがポイント

これらの理由により、まず私たちが揃えるべきは日本料理を作るための調味料だということになります。

重要なのは、日本料理を作ることなのではなく、

その土地場所の、または作り手が最も理解している料理

がベースとする料理ジャンルとして最も適したものだということです。

そう考えた時に、日本に住んでいる日本人なら「日本料理」ということになるわけで、仮に住んでいる場所が日本でなかったり、外国人の方の場合には違う料理ジャンルになるということになりますが、ポイントは全く同じですから、自分にあてめて考えてみてください。

ともあれ今回は、日本に住んでいる日本人を基準として「日本料理」をベースにして話を進めたいと思います。

日本料理を作るために必要な最低限の調味料

・塩

これは日本料理に、というよりはすべての料理の基本といえますね。使い道はいろいろあるので、絶対に必要な調味料です。

・砂糖

こちらも日本料理以外にも使う基本の調味料です。甘みを加える以外にも、使い道はいろいろ。

・醤油

和食にはこれがないと話になりません。和食調味料の三種の神器の一つといえます。薄口や濃口、白などいろいろな醤油がありますが、まずはどこにでも売っている濃口醤油を揃えましょう。

・みりん

和食調味料三種の神器の一つ。甘みを加えたり照りを加えたり、実は用途が広い調味料です。「本みりん」と「みりん風調味料」の二種類が売っている場合が多いですが、最初は安いみりん風調味料で充分です。ちなみにこの二つの違いを簡単に言えば、製造工程の違いからくる「アルコール度数」が高いか低いかです(厳密にはもっと違いはありますが、それは別の機会に)。

・日本酒(料理酒)

最後の和食調味料三種の神器の一つ。アルコールを調味料として使うというのは世界中の料理にありますが、日本ではやはり日本酒ですね。日本酒はアルコールとして食材の臭みを消したり柔らかくしたりすると共に、甘みや旨味を与える効果もあります。

・昆布茶

飲用としての昆布茶ですが、手軽に昆布の旨味を料理に与えることができる出汁として使うことができます。自炊程度であれば、昆布から出汁を取らずとも昆布茶で充分代用できますから、これはあった方が良い調味料です。

・和風だし(かつおだし)

昆布茶と同じく魚介系のダシとして重宝する調味料です。昆布茶と同じじゃないかと思うかもしれませんが、旨味成分の元は昆布茶とは違いますので、昆布茶と合わせて2種類の出汁を用意しておくことで料理の味に幅を広げることができます。

・おろししょうがチューブ

市販されているチューブ型のおろししょうがです。生のしょうがの方が当然味も香り良いですが、加工に手間が必要であったり、残るとすぐにカビてしまったり傷んだりしてしまったりするので、総合的に考えるとチューブのものを使った方がおすすめです。

・味噌

醤油と並ぶ塩味系調味料です。味噌汁を作るときは必須ですよね。味噌にもいろいろな種類がありますが、自分の好みのものか、何を買えばよいの分からないのならば白みそを買うのがベターかと思います。ただし、出汁入りの味噌は買わない方が良いです。簡単に味噌汁が作れる便利な出汁入り味噌ですが、しっかりと自炊で使う場合、他のことに使いにくくなってしまうのでやめた方がいいと思います。

・酢

料理に酸味を付けるときはこれがないといけません。ドレッシングなどを作るときにも必要です。米酢や穀物酢などいろいろありますが、最初は、一番安いであろう穀物酢を買うのが良いかと思います。

・食用油

フライパンで炒めたり、マリネしたりソースを作ったりと、いろいろなことに使うことになる油。絶対と言っていいほどすべての料理ジャンルで使うことになります。揃えるものは最初は普通のサラダ油でよいでしょう。慣れれば、自分好みの油を使えばよいと思います。

料理の味を決めるのは最終的には食材の味

和食に必要な必要最低限の調味料はこんなものです。これらを揃えておけばとりあえずは普通に料理をすることができるでしょう。

思ったよりも少ないと思いませんか?

これだけでは作る料理がすべて同じ味になってしまうのではと思う人もいるかもしれませんが、そんなことはありません。

料理に味を付けるのが調味料ですが、でも最終的に料理の味を決めるのは使った食材そのものなんです。

調味料とは、食材の引き立て役と心得よ!

料理の味は、調味料の味ではなく、あくまでも食材の味で作られているのです。

調味料で味を作るのではなく、調味料で食材の味を強くできるようにサポートする。そんなイメージで料理をするように心がけましょう。

慣れてきたら料理の世界を広げていこう!

日本料理をベースとして自炊していれば、いずれは料理をするということに慣れていくでしょう。そうしたらついに、料理の世界を広げていく段階です。

世界にはいろいろな国の料理があり、国ごとに使う調味料も違います。

せっかく自炊を始めて料理ができるようになったのですから、いろいろな国の料理が作れるようになりたいですよね。

ここからは、それぞれの国の料理を作るときに、最低限揃えた方が良い調味料をピックアップしていきたいと思います。

中華料理

中華料理と一言で言っても、国の広さを考えれば様々な料理と調味料があるのは想像に難くないと思います。自炊で、中華料理を作るためにすべての調味料を揃えることは不可能ですが、要点を突く調味料さえ揃えておけば、何となくほぼすべての中華料理を作ることが可能です。

・鶏がらスープ顆粒

当ブログのレシピでも多用する中華系の「出汁」ですね。中華系と言っても、鶏がらスープは特徴がないのが特徴なので、中華料理ばかりでなくいろいろなジャンルの料理に流用することができる万能出汁と言えます。ぜひとも揃えておきましょう。

・ごま油

和食でも揃えておけば使うことが多い、薫り高い食用油。純粋にごま油が好きな人も多いはず。ぜひ揃えたいですね。

・豆板醤

辛い系の中華料理を作るときには必須と言える調味料。クセがないわりに塩味が強いので、上手に使えばほかのジャンルの料理でもしっかりと調味料として機能します。

・甜面醤

中華系調味料には、「醤」系のソースがたくさんあります。それらを全て揃えておいても滅多に使わないものも出てきてしまうので、中でも汎用性の高いこの甜面醤を揃えておきましょう。コクと甘みの強い味噌のようなソースです。日本人好みの味なのもよいです。

・オイスターソース

いわゆる牡蠣油です。その味わいは唯一無二で、中華料理において味付の要になることが多いので、ぜひ揃えるべき調味料です。

イタリア料理

料理の系統は和食に通じるものがあるイタリア料理ですが、実は使う調味料はかなり違います。これがないとイタリア料理にならないというものが多いので、足を踏み入れるときは注意が必要ですよ。

・オリーブオイル

イタリアンと言えばこれ、と言えるような食用油。料理のベースに、食材を炒めるときに、時にはそのまま飲用に。とにかく何にでもイタリアンはオリーブオイルを使います。栄養価的にも体に良い成分がたくさん入っているので、ぜひ揃えるべきオイルです。

一般にはオリーブの一番搾りである「エクストラバージンオリーブオイル」とそれ以外の「ピュアオリーブオイル」が売られていると思いますが、いろいろなことに使うのであれば「ピュアオリーブオイル」がおすすめ。値段も安価ですし、程よい香りなので何にでも使えます。エクストラバージンは質の良いオリーブオイルではありますが、質が良すぎて香りが高く、使い道が限定されますので。

・おろしにんにくチューブ

イタリア料理ではにんにくは必須です。本気で味付けをしたい場合は生のニンニクをお勧めしますが、手間や汎用性を考えると、おろしにんにくチューブが有用です。ただ、おろしにんにくではできない料理もあるので注意。

・レモン果汁

意外とイタリア料理で使うのがレモン果汁です。ドレッシングだったりマリネだったり、ソースだったりと、用意しておいた方がいいでしょう。

・粉チーズ

イタリア料理は料理にチーズを多用します。使い勝手の良さを考えると粉チーズを用意しておいた方が良いでしょう。

・アンチョビ

カタクチイワシの塩漬けですね。少し癖がありますが、その癖が料理をイタリアンにします。固形とペーストがあり、最初はペーストを使った方がいいかもしれませんね。

・トマト缶

イタリア料理と言えばトマトは必須。特に長期保存できるし値段も安いトマト缶は常備しておくのがいい方法。ホールトマトの方が美味しいとされますが、手間を考えるとダイスカットの方が楽かも。

・ドライハーブ

イタリア料理はハーブを使う料理も多いです。ですが常にフレッシュハーブを置いておくのは難しいので、ドライハーブをいくつか常備しておくのがいいやり方。特に「バジル」「オレガノ」「ローレル(ベイリーフ)」は持っておくとよい。

・ケッパー

あまり聞きなれない調味料かもしれませんが、花のつぼみをピクルス状にしたもので、独特の酸味と香りがあります。イタリアに名産地があるせいもあり、イタリア料理で使うシーンも多いです。

・赤ワイン、白ワイン

料理用の安いものでいいので用意しておくと料理がぐっと本格的な味になります。

和食で使う日本酒とは違い、煮詰めるか煮詰めないかでも味が変わり、煮詰めた場合、白ワインは酸味とコクを、赤ワインは甘みとコクを与えることができる調味料になります。

アジア系料理

本当は一つにくくるのは難しいのですが、もうここまでさんざん言ってきた「全てを揃えるのは難しい」という理由により、全般的に使えそうな調味料を集めます。ただし、アジア系料理は調味料よりも「食材」に特徴がある場合が多いので、そんなに特別な調味料は用意しておかなくても大丈夫です。

・ナンプラー

いわゆる魚醤です。実は世界各国にこの「魚醤」は存在します。日本にもあります(しょっつるが有名ですかね)。なかでもタイの魚醤であるナンプラーは独特の癖がありながらも醤油感覚で使えるのが使いやすい調味料です。

・キムチ

調味料とは少し違いますが、あるといろいろと重宝するのがキムチです。調味料として使わなければそのまま食べてしまえばいいだけですから、使い残しもない結構使えるやつ。

その他料理で使える調味料

ジャンルを絞るものではないが、あれば絶対に使える調味料もあります。汎用性が高すぎる調味料は、絶対に揃えておくべきです。

・マヨネーズ

言わずもがな、誰もが知っているソース。世界には「オランデーズソース」、「ベアルネーズソース」などマヨネーズに似たソースが数あります。つまりマヨネーズはどんな料理にも対応可能だということです。

・ケチャップ

こちらも知らない人はいないと思います。トマト系ソースとして考えれば、その使い道はたくさんあります。また、ただトマトを使うよりも旨味が強いソースなので隠し味に使うと料理の味が上がる特徴もあります。

・白すりごま

意外と使えるのがこれ。和食、中華、アジア系の料理で特に使い道があるので用意しておくとよいかも。

・薄力粉

いわゆる小麦粉です。味を付けることはありませんが、大事な調味料の一つと言えるでしょう。コツは必要ですが、使い方を知れば万能な調味料として機能します。とろみをつけたり、時にはそれ単体で食材になることも可能です。少量でも持っておくと、いろいろな料理に使うことができるでしょう。

・片栗粉

こちらも調味料とは言えないかもしれませんが、料理をするうえで重宝できる調味料です。主にとろみ付けに使ったり、揚げ物の衣にしたりできます。意外とよく使うものなので揃えておいた方がいいです。

自分が何をしたいかで揃える調味料を決めるべし

最初にも言ったとおり、すべての調味料を揃える必要はありません。自分がどんな料理を作りたいかで、揃える調味料は決めればよいと思います。

この記事ではそのお手伝いができればと思い、それぞれのジャンルで必要になる調味料を並べてみました。参考にしてもらえれば幸いです!

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