こどもの日、または端午の節句。
ゴールデンウィークの終盤にあたる5月5日の祝日は、そんなふうに言われているのは皆さんご存知ですよね。
厳密に言えばこどもの日と端午の節句は違う意味を持っているのですが、その辺の詳しいところはこちらの記事で紹介しているので興味があればお読みください。
とはいえ、現代社会でそこまで深く考えている人はあまりないかもしれませんし、とうの子供たちは行事の意味とか風習だとかよりも、やっぱり食べ物ですよね!
こどもの日に食べる食べ物というのはいくつかあります。
この中から今回は、古くは中国でも行事食として取り入れられ、また日本でも伝えられている「ちまき」を作ろうと思います!
アルミホイルで簡単!子供も大好きな肉ちまきのレシピ!
ちまき、または中華ちまきは、味を付けた具材ともち米を竹の皮で包み、蒸し上げた料理のことです。少し甘く、なによりも旨味をたっぷり含んだモチモチのもち米は子供の大好きな味。もちろん大人もバクバク食べられる美味しさです。
少し面倒くさいイメージがあるかもしれませんが、やってみるととっても簡単。
しかも本来、竹の皮を使って包むのがちまきですが、最近は竹の皮ってなかなか手に入らなし、やっぱり少し面倒くさい!
そこで今回はどこの家庭にもあるアルミホイルで作っていきます!
たくさん作ってみんなでワイワイちまきを食べましょう!
材料
もち米 2合
人参 1/2本
タケノコ水煮 1/2パック
干しシイタケ 2個
ごぼう 1/4本
豚バラスライス 100g
鶏もも肉 100g
ごま油 適量
合わせ調味料
干しシイタケの戻し汁 300g(1と1/2カップ)
つゆの素 80g(2/5カップ)
つゆの素のレシピはこちら!
準備
・もち米を浸水させておく
もち米は洗い、半日ほど水に漬けて浸水させましょう。前日、または朝に漬けて冷蔵庫に入れておくとよいかと思います。
使うときにはざるにあけ、しっかりと水を切っておきます。
・干ししいたけを戻しておきます
水300g(1と1/2カップ)に1時間ほど漬けて戻しておきます。
・食材を切る
人参は5㎜のさいの目切りにします。
タケノコ水煮は水洗いして灰汁を取り除いた後、5㎜のさいの目切りにします
戻した干しシイタケは石づきを切り落とし、5㎜の角切りにします。
ごぼうは洗った後ささがきにします。
豚バラスライスは5㎜幅にカットします。
鶏もも肉は小さめのひと口大にぶつ切りにします。
作り方
・具材を炒めます
フライパンにごま油を敷き、豚肉と鶏肉を炒めます。弱火で表面の色が変わるまで炒めましょう。完全に火を通す必要はありません。
人参、タケノコ水煮、干しシイタケ、ゴボウを加え、軽く炒めたら合わせ調味料を加えて煮ていきます。
煮汁が半分ほどになるまで約10分ほど煮ます。
このくらいになったら大丈夫です。一度取り出しておきましょう。
・もち米を炒めて合わせる
フライパンを洗ったら、良く熱してからサラダ油を10g(大さじ1)敷きます。一度火を消して少し冷めてからもち米を加えて弱火で炒めていきましょう。
このくらい、少し透き通るように炒めねばねばし始めたら、取り出した具材を加えます。よく混ぜながら、なべ底に汁気がなくなったら出来上がりです。
・アルミホイルで包んでいきます
アルミホイルを正方形になるように取り、真ん中に炒めたもち米を置きます。量は、小さめに作るのならば10個分、大きめに作るのならば8個分ほどになるので、好みに合わせて1個分の量は決めてよいです。
ひとつの角を折りたたみ、ズレた三角にします。
縦の辺を折りたたみ、
横の辺を折りたたみ、
余った部分を織り込めば、出来上がり!簡単でしょう?
・蒸していきます
蒸し器にちまきを並べ、約50分蒸していきましょう(大きさによって前後します。小さければ40分、大きければ50分くらいです)。
蒸しあがったら少し冷まして、完成です!
レシピまとめ
竹の皮で包むよりも圧倒的に簡単にできるのがアルミホイルの良いところ。見た目は竹の皮に比べれば風情がないですが、手軽にできるのでおすすめです。
具材は基本のものしか使っていないので、他にもレンコンや銀杏などを加えても美味しいですよ!
お肉をたっぷり入れた肉ちまき。食べ応えも抜群で、こどもが喜ぶこと間違いなし!こどもの日にぜひ作ってみてはいかがでしょう?
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