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超シミうまな極厚大根の煮物を作る

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見栄張レシピ

おでんなどに入っている中まで味が染みた煮大根は、とってもおいしいですよね。じゅわーっと出るつゆと、ほくほくとした食感はたまりません。

おでんだけでなく、普通に煮物にしても、さらにそこからステーキにしても!

食べ方はいろい音ある大根の煮物ですが、意外と美味しく煮るのって難しいんですよね。

そこで今回は、とっても簡単にシミシミうまうまな煮大根を作れるレシピの紹介です!

簡単!誰でも作れる超シミうま煮大根(極厚!)

誰でも作れる簡単な工程で煮大根を作ります。しかも調子にのって超極厚な煮大根を作りますね!

材料(2~3食分)

大根    1本

下茹で用

    適量(大根がしっかり浸かるくらい)

砂糖   10g(大さじ1)

    ひとつかみ程度

合わせ調味料

  1000g(5カップ)

醤油   35g(大さじ2)

みりん  35g(小さじ5)

砂糖   24g(大さじ3)

昆布茶   4g(小さじ1)

準備

・大根を切ります

まずは5㎝厚に輪切りにします。超極厚!

そうしたら皮を剥くのですが、皮は、薄くではなく厚く剥くのがポイント!

最低でもこのくらい、2~3㎜ほどの厚さでかつら剥きにします。大根の周りの部分は繊維があり、硬いので、煮物にするときは剥いてしまった方が美味しい煮物になるのです。でも、この皮はもったいないので捨てないでください!別の記事で節約レシピにしていますのでこちらも合わせてお読みいただければと思います。

 

皮を剥いた大根は、煮た時に壊れてしまわないように「面取り」をします。

こんな感じで角の部分を斜めに切り取ってしまいましょう。これを全ての角に施します。この時に出た大根くずも上記の節約レシピで使っていますので、捨てないで活用しましょう。

さらに隠し包丁を入れます。大根の面に十字の切れ込みを半分くらいの厚さにまで入れ、さらに裏面も、互い違いにして十字に切れ込みを入れます。

左のように表面に十字に切れ込みを入れたら、裏面は右のような位置になるようにします。今回の大根は超極厚なので、この隠し包丁が味の染み込みを左右します。とっても大事!

作り方(下茹で編)

まずは大根を下茹でします。よーく味の染みた大根を作りたければ、この下茹では必須。いきなり煮物にしないように気をつけましょう。

鍋に大根と、下茹で用茹で汁を入れます。水の量はしっかりと大根が隠れるくらいひたひたにするのが目安です。

ここから沸騰するまでは中火、沸騰したら弱火にして(水が静かにポコポコする程度)、40~50分ほど煮ます。極厚なので通常よりも時間がかかります。基準はくしなどを刺した時に中心まで抵抗なく刺さるくらいですね。しっかり柔らかくなったら、下茹での完了です。

このまますぐに味付けしてもよし、とりあえず冷蔵庫や冷凍庫で保存しても良しですよ。

作り方(味付編)

では、下茹でした大根を煮ていきます。と言っても、ここからはなんも難しいことをするわけでなく、ただ煮ていきます。

鍋に合わせ調味料を入れ、中火にかけます。この時、鍋は大根が丁度入るくらいの大きさの鍋を選ぶと、味付しやすく、また暴れて煮崩れすることも防げます。

煮汁が沸いたら下茹でした大根を加え、このとき大根が煮汁から出てしまうようなら、ひたひたになるように水を加えます。そうしたら極弱火で(こぽこぽ言わない程度)で煮ていきます。決して煮立たせないようにしましょう。味が染みる前に柔らかくなりすぎて崩れる原因になります。

このままじっくりと、最低1時間ほど煮ます。時間をかければかけるほど味が染みますが、大根に最も味が染みるのは「冷めるとき」なんです。ですから、好みの時間煮たら、絶対に「冷ます」工程を挟みましょう。大根を煮汁に漬けたまま、ゆっくりと冷まします。できれば一晩おきましょう。

あとは食べるときにもう一度温めれば、煮大根の完成です!

断面はこんな感じ。

これで2時間ほど煮ています。もっと煮れば煮るほど染みますよ!

レシピまとめ

美味しい煮大根を作るには下ごしらえとして「皮を厚く剥く」「面取りをする」「隠し包丁を入れる」が重要です!

さらに下茹ででは砂糖を入れることで味を染み込みやすくし、米を加えることで臭みを抜きます。米ではなくとぎ汁やぬかで茹でることもできますが、これらの場合もう一度真水で茹でる必要があるので、お米を加えて下茹でするのがお手軽です。

今回の味付けには基本的な醤油味にしましたが、もちろんおでんのような出汁味や、コンソメなどの洋風で煮ても美味しくできます。

大根を煮るときに煮汁から出てしまうとそこに味が染みなくなるので、しっかりと煮汁は大根ひたひたに作りましょうね。

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