でっかいアサリみたいな見た目の北寄(ホッキ)貝。
安く売っていことも多く、味もとってもおいしいのでぜひとも食べてほしい貝のひとつです。
でも、でっかくて硬そうな殻をぴっちりと閉じている北寄貝を見ると、心を閉ざされているような気がして、なかなか手が出ませんよね。
今回はそんな北寄貝の心を開くべく、捌き方を解説します!
殻をあければ結構簡単!北寄貝のさばき方
北寄貝とは、こんな見た目の、大人のげんこつくらいの大きさがある貝のことです。
見るからに心を閉ざしていますが、実は簡単に開けられます。
開けるためには細長いへらやナイフ(刃の付いてないもの)を使います。
今回使ったのは牡蠣を開けるための牡蠣ナイフです。代用できます。これを、
画像の位置に差し込みます。実はこのあたりの位置に「北寄貝が呼吸をするための管を出す隙間」があるんですね。その隙間からへら(ナイフ)を差し込み、貝殻の内側をこするようにして前後に差し込みながら左側に動かしていくと、貝柱が取れます。左右に貝柱があるので、しっかり端から端までやらないと取れません。しっかりやると、
取れました!
反対側も同じようにして身を取り外しましょう。
ここからは手で解体できるので、部位ごとに解体すると、
・左の部分が、足と呼ばれる、いわゆる身の部分ですね。
・右の部分には、ヒモ、貝柱、水管があります。
北寄貝は基本的にすべて食べられますが、水管の先端の黒い部分は砂を大量に噛んでいるので切り落とし、ヒモに薄くついている黒いラインも、指でつまんで取れるので取り除きましょう。
足の部分は水平にスライスすると、
黒い部分と棒状の透明な部分は食べられませんので流水でしっかりと洗い流しましょう。
これであとは好きなように調理して食べることができます!
基本的には砂の部分を取り除けばすべて食べられるので、全部食べてあげれば北寄貝も喜ぶことでしょう!
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