皆さんはホワイトデーでお返しをしたことはありますか?
世間一般的に知られているホワイトデーとは、バレンタインデーでチョコをもらったお返しをする日ですよね。
でも、いったい何を返したらいいのか、迷うことってありませんか?
よく言われるものだけでも、キャンディーだったりクッキーだったりマシュマロだったり…お菓子じゃないパターンもあって、もうなにがなんだか。
バレンタインは「チョコレート」とほぼ決まっているので迷うことはありませんが、お返しのホワイトデーとなると、とりたてて決まっているわけでもなく、しかもお返しだからどの程度のお返しをするのが最適なのか、かなり迷います。
どうやってお返しを決めればいいのか、だれかに教えてほしいですよね。
というわけで今回は、ホワイトデーでどうすべきか迷わないための考察をしていきたいと思います!
ぜひ参考にしてみてください!
ホワイトデーの意味を知って最適なお返しを選ぼう!
早速ですが、とある統計データではこんな数字があります。
バレンタインデーにチョコレートが欲しくない=51,1%(どちらでもない含む)
欲しくない理由は「お返しが面倒」=54,7%
2016cotoco調べ
という調査結果が出ています。また、チョコレートをもらった男性は、
ホワイトデーのお返しに悩む=53,8%
お返しを調達するのが面倒=41,7%
2016cotoco調べ
という調査結果も出ています。
こうして数字で見てみると、かなりの人がホワイトデーのお返しに悩んでいることがわかります!
バレンタインデーでは「チョコレート」というくくりがあるので、どんなものを渡すかという悩みはありますが、チョコレートという方向性は決まっているのでわりかし簡単に渡すものを決められます。
ではなぜホワイトデーではこれほどまでに悩むのかというと、いくつか理由が考えられます。それがこちら。
- 明確に決められたお返しのカテゴリーがないためそもそも何を返せばいいのか分からない。
- お返しがもらったものと比較できてしまうため、良いものを買おうとしがち。
- 自発的というより義務感になりがち。
全てが当てはまる、という人ばかりではないでしょうが、お返しに悩んでいる人はこれらのどれかに当てはまっているのではないでしょうか。
こうやってホワイトデーへの意識を紐解いていくと、なかなか複雑なイベントですね…。
でも、果たして本当にホワイトデーとはそんなに複雑に考えないといけないイベントなのでしょうか?
そもそも、ホワイトデーって何なんでしょうか。
ホワイトデーの成り立ちを知ってみる
ホワイトデーがどんな理由で始まったのかを知れば、何をすべきか見えてくるものもあると思います。というわけでまずはホワイトデーの成り立ちを追ってみようと思うのですが、
実は「これがホワイトデーの成り立ちだ!」という明確な事実はなかったりします。ただまず間違いなく言えることは、
ホワイトデーの対(つい)を為すバレンタインデーは海外発祥ですが、ホワイトデーのような「お返し」イベントは存在しません。なぜなら、海外でのバレンタインデーでは、男女問わずプレゼントを贈りあうのが一般的なイベント内容であり、だからそもそも「お返し」をする必要性がないんですね。
バレンタインデーが「女性から男性に渡す」というイベントとして定着してしまった日本だからこそ「男性から女性へお返しする」というイベントが生まれたのです。
ちなみに今現在では中国や韓国、台湾などでもそういった習慣が確認されていますよ。
さて、日本で生まれたということは分かっているホワイトデーですが、その起源はいくつか説があって、今でもはっきりとはしていません。どんな説があるのかと言えば、
・石村萬盛堂発祥説
1978年、福岡にある老舗菓子店「石村萬盛堂」が、看板商品であったマシュマロを使って「君からもらったチョコレートを僕のやさしさで包んでお返し」という宣伝文句と共にチョコマシュマロを売り出したのが始まりとする説。売り出した日付が3月14日だったのは、当時イベントの少なかった時期である3月の真ん中に合わせたためと言われる。そして全国に広まって「ホワイトデー」となった後もその日付となった。
・全飴協(全国飴菓子工業協同組合)発祥説
1978年、全飴協が「キャンディーを送る日」としてホワイトデーを制定(飴で使う砂糖のイメージが白だからホワイトデー)。その日付を3月14日とした。その理由はバレンタインデーの逸話にのっとったとも、日本で初めて飴が製造された日にのっとったともいわれていてはっきりとはしていない。
他にも不二家がキャンペーンを始めたのが発祥としていたり、それぞれが発祥を主張しているのではっきりとしたことは分かりません。
けっこう最近ですね。
ホワイトデーとは「気持ちに応える」日
発祥の不明瞭さからもわかるように、結局のところ「ホワイトデーではこれをしなければならない」ということは何ひとつありません。
しかし、ホワイトデーが生まれたきっかけは、どの説が発祥になるのであれ「バレンタインデーでもらった気持ちへのお礼」であることは共通しています。
そう、つまり、ホワイトデーの「お返し」とは、なにを返すのかが重要なのではなく、気持ちに応えるということが最も重要になるのですね!
たとえバレンタインデーでもらったチョコが「義理」であれ「友」であれ、それをくれたということに多少の「気持ち」を感じるのならば、ただその気持ちにお礼をすればいいだけです。
難しいことを考える必要はなく、ものは何でもいいのでこちらも「気持ち」を込めてお返しをしましょう!
…とはいえ、難しい女性の気持ち
うまくまとまった、ように思いますが、実はこんなデータがあります。
ホワイトデーにお返しを期待している=43%
2016年ライオン事務器調べ
と、チョコを渡した女性の約半数はお返しを「期待」していて、またお返しの内容にも、もらってもうれしくないものが多数あるようです。
また金額も、ホワイトデーのお返しにかかる金額の希望額は1000円未満という女性が6割以上いるらしいです。本命チョコを渡した相手からであっても3000円未満がいいという意見が最も多く、
と思う方が多いようなんです。
結局何をお返しすればよいのか
お返しはしてほしいと思っているが、高額だと面倒くさい。気持ちがこもっていればいいとはいえ、欲しくないものもある。
じゃあいったい何をお返しに選べばいいんだ、と思いますよね。
では最後にこんな統計を。
チョコのお返しに欲しいもの
第1位=お菓子(約70%)
2016年ライオン事務器調べ
全ての場合においてそうだといえるわけではありませんが、少なくともお互いにただの「義理」や「友」として渡す場合は、気持ちとしても金額としても重すぎず、食べてしまえば残らずあと腐れのない、そしてそれなりに女性が好む「甘いもの(個人差はあり)」を渡すのが最もベターなお返しなのではないかと思います。
簡単で安めのお菓子を市販品でもよいのでしっかりと包装をしてから「お返し」として渡せば、少なくとも気持ちに応えることはできるのではないでしょうか。
義理でも本命でも対応可能なおすすめの「お返し」!
さてここまで、もらったチョコレートを全てひとくくりに話を進めてきましたが、実はホワイトデーでお返しをするときに、男性諸君の前に立ちはだかる「見えざる壁」があります。それは、
ってことですよね。渡す女性にそんな気があるかどうかはともかくとして、もらう男性にとって、ここって結構重要な部分じゃないですか?
そしてだからこそ、TPOに合ったチョコを渡したいと思いますよね。
相手が軽い気持ちで義理チョコを渡してくれたものであるのなら、お返しも本当に軽いものにして他意を与えたくないと思うでしょうし、
万が一にも「本命チョコ」だったら、応えるのであれ断るのであれ、相応のチョコを渡したいと思うのが男性心理だと思います。
正直、その判断はここで私にはできませんが、この判断を誤ると女性の気持ちを傷つけたり、最悪自分の評価が下がってしまう、なんてことも男性は深刻に考えちゃいますよね。
実際のところそこまで深刻な判断なのか?と冷静に考えれば思うこともないですが、当事者にとっては人生の一大イベントになることもあります。できるならば「無難」ではなく「最適」なお返しをしたいと考えるのは当然のことです。
そこがホワイトデーのお返しで一番難しいところだと思うのですが、この悩みを簡単に解決する「お返し」が存在します。
しかも手の込んだ手作りをする必要はありません。
材料も安価に収め、それほど手間がかかるものでもなく、でもちゃんと美味しいものを手作りすれば、義理にしても「簡単なもの」として違和感なく送ることができますし、本命に対しても「しっかり手作りしたもの」として気持ちを込めることができるのです!
ということで、次の記事ではお菓子を作ったことがない男性でも簡単に作ることができるホワイトデーのお返しに最適な手作り菓子のレシピを紹介したいと思います!
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