冬になり、牡蠣の季節となってきました。
美味しいですよね、牡蠣!
でも、普段から食べるにはちょっとお高い食材でもあります。正直簡単節約をウリにしているこのブログでは普通に使う食材にはならないんですよね。
とは言え、美味しい食材ですし、好きな人も多いのも確か。
というわけで今回、ちょうどお安く牡蠣を手に入れたので、牡蠣の料理をいくつか作ってみたいと思います。
牡蠣の磯部揚げ&磯部チャウダー
今回買った牡蠣は200gの小さな加熱用牡蠣です。生で食べるわけではないので大きさにはこだわりません。これで500円でしたので、安かったです。
ちなみに、スーパーなどで売っている牡蠣には「生食用」と「加熱用」とありますが、どう違うか知っていますか?
加熱用の方が鮮度が悪いと思っている人は違いますよー。
鮮度の悪い商品を売ったらいけません(笑)
実は「生食用」の牡蠣も「加熱用」の牡蠣も元は同じ牡蠣なんです。
ただ、牡蠣はデリケートな食材で、食中毒を起こしやすい貝の一つであります。そのため、生食する場合はしっかりと最初から最後まで衛生管理が厳しくされる必要があるのです。生食できるとされる牡蠣は、指定された綺麗な海域で取られた牡蠣のみを言います。取ってからもしっかりと洗浄されなければ生食とすることはできません。
もうお分かりですか?
「生食用」は生で食べられるように採取する海域から衛生管理された牡蠣、
「加熱用」は加熱することを前提に採取し衛生管理された牡蠣、
ということなんです!
生食するためには生育環境から整えなければならないんですね。
しかし注意点として、ノロウイルスは発生したらどちらでも食べることはできません。出荷停止になってしまうので、生産者としては大打撃ですね。
以上、ちょっとした豆知識でした。
では、本題のレシピ、いってみましょう!
準備
実は今回はレシピといっても、非常に簡単で、また既にブログで出てきたレシピを使うだけなので、ここではすごく簡単なレシピになりますから、遅れないようについてきてくださいね!
牡蠣(加熱用でよい) 200g
玉ねぎ 1/4個
人参 1/4本
じゃがいも 1個
海苔 10枚(8枚切)
つゆの素 30g
レシピはこちらで紹介しております。
片栗粉 適量
バター 10g
薄力粉 5g
鶏がらスープ顆粒 2g
昆布茶 2g
塩 1g
牛乳 300g
牡蠣を洗っておきます
牡蠣は実は結構汚れていたり、生臭さをまとっていたりするので、まずはそれらを洗い落とします。
牡蠣をボウルに入れ、塩と片栗粉を適量まぶし、酒をふります。その状態で少し揉んで、汚れを浮かせていきましょう。黒いぬめりがしっかり浮いてきたら、水で洗っていきます。
こうすることで生臭みがなくなり食感もプリッとするので、ぜひやっておきたひと手間です。
野菜を切ります
玉ねぎ、人参、ジャガイモは、すべて同じ大きさの5mm角のさいの目切りに切っておきましょう。
牡蠣の磯部チャウダーを作っていきます
チャウダーの作り方の基本はこちらで紹介しております。
このレシピをもとに、今回はアレンジしていきます。
・鍋にバターを入れ、野菜を弱火で炒めていきます。
・牡蠣80gを加え、料理酒20gを加えて少し炒めます。
・薄力粉を加え粉っ気がなくなるまで混ぜたら、牛乳を少量加え混ぜ、さらに少しずつ加え混ぜながら入れていきます。
・昆布茶、鶏がらスープ、塩、海苔2枚を加えて5分ほど弱火で煮ていきます。海苔がしっかりとほぐれ、人参とジャガイモに火が通ったら出来上がりです。
牡蠣の磯部揚げを作る
・つゆの素に120gの牡蠣を漬け、20分ほど放置する。
・漬けた牡蠣を海苔で巻いていきます。今回は牡蠣が小さかったので、一本に牡蠣を二個入れました。漬け汁のつゆの素は拭き取らず巻いて、海苔に味を吸わせるようにするのがポイントです。
・フライパンを熱し、多めに油を敷いて一度火を消します。
・海苔を巻いた牡蠣に片栗粉をまぶし(崩さないように丁寧に)フライパンに並べていきます。弱火にし、約2分ずつ両面焼き上げにしていきます。
・最後に2分ほど蓋をして中まで火を通します。
・皿に火を通した青菜(今回はチンゲン菜)を敷き、その上に牡蠣を並べて、磯部チャウダーも器に盛ったら、完成です!
普通のチャウダースープに海苔を入れると、味わいが変わってとても美味しいですよ。磯部揚げは和食ですが、粉チーズをかけて食べるとさらに美味しくなります。
魚介と乳製品の相性は抜群なのです!
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