牛すじ、美味しいですよね!
子供の頃は分からなかった美味しさが大人になると分かるものってあると思いますが、牛すじも私にとってはそれです。
子供の頃は、こんなの食うなら肉食った方がいいわ!
なんて思っていたものですが、今は牛すじがメニューにあれば頼んじゃいます。
というわけで今回はそんな牛すじを自分で作っちゃおうの回。
牛すじとこんにゃくの生姜味噌煮
牛すじの煮込みと言っても醤油ベースであったり赤ワインベースであったり、塩ベースであったり。いろいろとバリエーションがありますが、今回は「味噌」で作っていきたいと思います。どて煮に近いかもしれません。でも今回は、味噌にたっぷりと生姜を加えて生姜味噌として煮込んでいきます!
材料
牛すじ 400g
大根 1/3本
人参 1/2本
長ネギ 1本
こんにゃく 1枚(300g)
しょうが 120g
煮込みスープ
水 1500g(7と1/2カップ)
料理酒 100g(1/2カップ)
合わせ調味料
白みそ 150g(大さじ7)
みりん 30g(大さじ1と1/3)
料理酒 30g(大さじ2)
砂糖 30g(大さじ3)
塩 2g(1つまみ)
準備
・野菜を切ります
大根は半月で1㎝ほどの厚さで切ります。
人参は乱切りにします。
長ネギは白い部分を斜め薄切りで、青い部分は2㎝ほどのざく切りにして、わけておきます。
生姜は、20gほどを薄切りにして、残りの100gほどはおろしてしまいましょう。皮ごとの方がいいです。
・こんにゃくの下ごしらえをします
こんにゃくは手でちぎり、
沸騰したお湯で3分ほど茹でておきます。
これが切ったものですね!
・牛すじを切ります
今回使う牛すじは肉の筋とハラミの膜部分ですね。アキレス腱が欲しかったのですが、今回は手に入りませんでした。
これを、大きめに切っていきます。
火を通したら小さくなるのでこのくらいで大丈夫です。
もし汚れや血があったら流水で洗ってしっかり取り除きましょうね!
作り方
・牛すじを茹でていきます
合わせスープに牛すじとねぎの青い部分、スライスした生姜を加え、茹でていきます。
茹でていると灰汁が出るのでしっかりすくい取ってくださいね。このまま2時間ほど茹でていきます。
茹で終わったら、そのまま冷まして冷蔵庫で一晩寝かしちゃいます!
牛すじの煮込みのレシピを見ていると下茹でしたり茹でこぼしたりしていますが、牛すじはそれほど臭い肉ではないので、よほど汚れや血合いがひどい場合でなければあえて茹でこぼすことはしません。今回の牛すじもそれほど汚いものではなかったので、このゆで汁のまま最後まで仕上げていきます!
・野菜も一緒に煮込みます
一晩経つと、表面に脂が固まるので、その油は捨ててしまいましょう。
今回は余分な脂身もそれほど多くなかったです。場合によっては表面が真っ白になることもあります。
冷蔵庫で固まった脂はパリパリと綺麗にはがれるので簡単です。
浮いた脂を取り除いたら水200g(1カップ)を入れて、ここに大根とニンジンを加え、もう一度煮ていきます。
30分ほど煮込んで大根が少し透き通ってきたら、合わせ調味料とおろしたしょうが、こんにゃくを加えてさらに1時間ほど煮込んでいきましょう。
最初はこんな感じですが、煮込んでいくと、
こんな感じになりトロトロの煮汁になったらできあがりです!
この状態で食べてもいいですが、このまま冷まして一晩おくとさらにおいしいです!
食べるときに仕上げに長ネギを散らしたら、完成です!
レシピまとめ!
おろした生姜をたっぷり入れた味噌煮込み!
極上の牛すじ煮込みを鍋一つで作れるという簡単レシピに仕上がっています。
牛すじのトロトロ感と大根のシミシミ感、そしてこんにゃくのもちもち感が、甘めの味噌と生姜の香りに包まれて最高のハーモニーを醸し出しています!
途中の煮込む火加減によっては水分が足りなくなる時があるので画像の感じを頼りに水を足してもらえばよいかと思います!
ちなみに!
今回使った味噌は「西京味噌」です。これでなくてもよいですが、少し甘めの白味噌の方が美味しいかと思います!
ぜひお試しくださいね!
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