いつでも手軽に手に入れられるサーモンと、冬の代表食材の白子を使って、たまにはちょっと贅沢な料理を作ってみたい。
というわけで今回はいつもとはちょっと趣向が違う、おフランスな要素たっぷりのレシピです。
ちょっと贅沢に!サーモンと白子のムニエル
今回のレシピは三つの要素、サーモン、白子、そしてソースを組み合わせて作るちょっと難易度の高い料理になります。でもだからこそ、そのハーモニーはなかなか味わうことができない複雑なうま味になります。ちょっと、頑張って作っていきましょー!
材料(2人前)
サーモン 2切れ
白子 150g
玉ねぎ 1/2個
トマト 1個
バター 10g
薄力粉 適量
ソース用
バター 10g
白ワイン 30g(大さじ2)
白ワインビネガー 30g(大さじ2)
生クリーム 250g(1と1/4カップ)
塩 2g(小さじ1/2)
準備
玉ねぎはみじん切りにします。
トマトは1㎝の角切りにします。
・白子の下処理をします。
白子をまずひと口大に切ります。
筋の部分を切れば簡単に切り分けられます。
3%の塩水(水100に対して塩3g)を作り、これに白子を漬けておきます。
20分~30分ほどこのままにしておくと、ぬめりが取れ、白子に塩味が付きます。水洗いして、水気を切りましょう。
これを沸騰させたお湯にくぐらせて、
すぐに冷水にとりしっかりと水気をペーパーでふき取って、下処理完了です。
作り方
・まずはソースを作ります
鍋にバター、玉ねぎを加えて弱火で炒めます。
焦がさないように炒めましょう。しっかりと水分を飛ばしたら、
白ワインを加えて半分になるまで煮詰め、さらに白ワインビネガーを加えて同じように半分まで煮詰めます。最後に生クリームを加えて半分に煮詰めたら、塩を加えて出来上がりです。
・サーモンと白子をムニエルにします
サーモンには塩こしょうをふり、薄力粉をまぶします。白子には薄力粉をまぶします。
フライパンをよく熱したらオリーブオイルを敷き、火を止めて少し冷まします。
弱火にし、サーモンと白子を加え火を通していきます。ある程度火が通ったらバターを加えて、サーモンと白子をひっくり返します。
このままバターが焦げないようにゆっくりと火を通していきましょう。しっかりと火が通ったら、出来上がりです。
お皿に野菜などを飾り(分量外)サーモンを盛り、白子を乗せ、ソースにトマトを加えて温めたらサーモンに回しかけて、完成です!
レシピまとめ
フランス料理のソース「ブールブラン」を家庭でも手軽にできるようにアレンジしたソースです。白ワインやビネガーの酸味がありさっぱりとしたソースなのに、生クリームのコクや甘味も合わさって何とも言えない旨味を出すソースです。
コクうまな白子とブールブランを合わせることでコクうまのスパイラルに入っております。
付け合わせにいろいろな野菜を添えても、ソースとの相性が良いのでお勧めです。
生クリームを多く使うので普段使いはできませんが、特別な日くらいは少し贅沢をして、作ってみるのもいいのではないでしょうか?
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