冬になるとついついコンビニで買いたくなってしまうおでん。
屋台のおでんはやけに美味しそうに見えますし、大人ならくいっとお酒をやりながらおばちゃんが作るアツアツおでんをほおばるのが通っぽいですよね。
味が染みまくった大根、つゆをたっぷり吸ったがんもどき、バリエーションが楽しめる練り物。じっくり浸かった煮卵…。
おでんにはおでんにしかない美味しさがあって、ほっこりしますね。
でも、意外と自分で作ることはないですよね。何となく、おでんを美味しく作るのって難しいイメージが。
やっぱりお店で買った方が美味しいから…なんて、そんなふうに思っていたら大間違いです!
実はおうちでも、ポイントをおさえればとっても簡単に美味しいおでんを作ることができるのです。
今回はそんなおでんの作り方です。
3つのポイントをおさえて簡単に激ウマおでん
おでんは、じつは具材を煮るだけという簡単料理。でももし、家で作ってもあまりおいしくできない、っていう人は、おさえるべきポイントをおさえていないから。
おでんを美味しく作るポイントはたったの3つ!
1、具材に必ず練り物を入れる
2、むやみに調味料を入れない
3、とにかく静かに長時間煮る
となります。
では、このポイントをおさえながらさっそく作っていきましょう!
材料(2~3人前)
大根 1/3本
卵 4個
こんにゃく 1枚
厚揚げ 1枚
白もつ 100g
さつま揚げ 2~3枚
他にもお好みでちくわやしらたきなどを入れてもよいですし、要らなければ厚揚げなどは抜いてもよいです。
でも、
このさつま揚げがおでんの美味しさを決めるポイントです!
さつま揚げからは煮込んだ時に魚のすり身や油の旨味がつゆに溶け出すことで、つゆの旨味を深くする効果があります。必ず入れましょう!
準備
それぞれの具材の下ごしらえをします
大根は2~3㎝厚の輪切りにして、できれば面取りをします。
こんにゃくは適当な大きさに切って、別鍋に湯を沸かして3分ほど茹でて灰汁を抜きます。
厚揚げは適当な大きさに切っておきます。
卵は固ゆでのゆで卵にし、殻をむいておきます(割れたりしないように慎重に)。
白もつは、臭みを取る必要があるものならば、1~2回沸騰した湯で3分ほど茹でて捨てるを繰り返しておきましょう(ゆでこぼす)。
おでんつゆを合わせておきます
おでんのつゆには複雑なうま味がたくさん合わさっています。だからこそ美味しいんですよね。この複雑なうま味を再現しようとしていろいろな調味料を入れてしまう人もいますが、それは間違いです。複雑なうま味は具材から溶け出るもの。作るベースのつゆはあくまでもシンプルに作るのがポイントです。
合わせつゆ
水 1500g(7と1/2カップ)
和風だし 2g(小さじ1)
昆布茶 10g(小さじ2)
鶏がらスープ顆粒 2g(小さじ1)
塩 10g(小さじ1と1/2)
醤油 15g(大さじ1)
みりん 15g(大さじ1)
全部合わせて鍋に入れておきましょう。
作り方
最後のポイント。
とにかく、ゆっくり、長時間、静かに煮込みます。
つゆに具材を入れて、弱火にかけます。沸騰したらさらに弱いとろ火にして、そのまま最低3時間くらいは煮ましょう。鍋底から泡が出ず、具材が揺れない程度の火加減です。もし水分が少なくなって具材が表面から出てしまったら水を足しましょう。
作り方は、これだけです!
あとは煮れば煮るほどおいしくなります。
で、
完成です!
レシピまとめ
今回はあまり多くの具材を入れませんでしたが、もちろんいろいろと入れればさらにおいしくなります。おでんの旨味は具材の旨味なのですから!
ちなみに白もつは牛すじの代わりのイメージで今回は加えました。牛すじよりも圧倒的に手に入りやすい食材なので。
とにかく作るのは超簡単。ぜひとも試してみてはいかがでしょうか?
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