お正月って、誰もが仕事のことを忘れてゆっくりしてもいい唯一の行事だと、私は思います。
一年間、頑張って仕事したり勉強したりして、大晦日でやっと締めくくったんですから、そのご褒美があってもいいじゃないですか。
まぁ、そんな私は、お正月もお仕事なんですが(笑)
でも、仕事はあっても気持ちはゆっくりしたいと思っています。
日々、あれをやらないとこれもやらないと、と物事に追われる毎日ですが、お正月くらいは何も考えずにダラーっと仕事をして仕事が終わったらなんも考えずにゆっくりする。そのくらいは絶対に許されると思っています。
だから皆さん、お正月くらいはゆっくりしましょうねー!!
お店が休みだからって「なんで正月だからって休むんだよ!」って言っちゃだめですよー!お正月はみんなに平等にあるのです。
そんな、国民総ダラダラ期間のお正月ですが、ダラダラしたらそれはそれで怖いことがありますね。
ダラダラしてたら正月太り…にならない方法!
お正月といえばおせち!
食べなきゃいけないものではないですけど、やっぱりお正月におせちを食べると、気分的にもゆっくりしていいんだ感が出てまったりできるので、食べることをお勧めします。
バリエーション豊かなおせち・1人暮らし用のおせちもある
最近ではいろいろなおせちが売っていますよね!
中華おせちにイタリアンおせち、スイーツおせちなんてのもありますよね。
そこまで来るとそれって「おせち」って言っていいのかな?って思いますが、こういうのは言ったもん勝ちなんでしょうねぇ。
超高級おせちになってくると、なんかおせちっていったい何なんだろう、ってよく分からなくなる時もあります。
もちろん、食べたいおせちを食べてもらえばそれでよいのですけど。
そんないろいろある中で、やっぱり当ブログとしてお勧めしたいのは、一人暮らしでも楽しめるおせちです。
自炊をテーマにしているブログですので、一番いいのはおせちも作ってしまうことなんですが…レシピもいくつかご用意しております。
とはいえ、お正月でまで自分で作るの面倒くさいですよね。そんなときはやっぱり、割り切って出来合いのものを買ってしまうのが一番!
最近ではコンビニなどで、1種類100円で買えるワンコインおせちがありますからおすすめです。少量で売っているので一人でも食べきることができます。
自分の食べたいものだけ買って、小さいおせちを作ってみてはいかがでしょう?
おせちの落とし穴
そんな、正月を彩る代表であるおせちですが、注意しなければならないことがあるのをご存知ですか?
実は、おせちはとても高カロリーで高塩分なのです!
おせち料理の意味
ここで少しおせちの成り立ちを語りますと、おせちとは本来、お正月に食べるものというよりは、ひな祭りなどの節句で食べられるお祝い料理が始まりであったといわれています。それがいつしか、一年で一番大きな節目であるお正月にのみ食べられるようになったのだとか。
そんなお祝い料理ですから、おせちに入っているものにはそれぞれ意味もあります。
重箱になっていて重なっていることは「めでたさを重ねる」という意味があり、基本的には3段から4段です。
また料理それぞれにも意味があります。
かまぼこの「紅白」
赤は魔除けで白は清浄の意。
伊達巻き
巻かれている形から、知識を得る巻き物の意。
栗きんとん
「栗金団」と書き、栗は縁起物で、金団は黄金として一年を豊かに過ごせるように。
黒豆
マメに暮らせるようにという願いを込めて。
田作り
農作物の肥料であったカタクチイワシを使うことで五穀豊穣を願う。
数の子
数の子の材料であるニシンを「二親」とあて、その卵を食べて子孫繁栄を願う。
煮しめ
レンコンは将来を見通す穴、イモ類はたくさん生ることから子宝、ごぼうなどの根菜は深く根を張り繁栄するようにという意があります。
ブリや鯛
出世魚のぶりは出世を、鯛はめでたいにかけています。
エビ
エビのように腰が曲がるまで長生きできるように。
というのが、おせちの本来の姿と意味なんですね!
おせちは祝い料理であると同時に保存食
このように多少の宗教的意味を持ったおせち料理は、お祝い料理としての側面と、「かまどの神様に休んでもらう期間」として正月三が日は料理をしなくてもよいように作る保存食としての側面と、二つの意味を持っているとされています。
ですからおせちは、見た目に豪華であることに加え、
のです。
だからどうしても高カロリー、高塩分になってしまうのですよ!
カロリーの高いおせち料理ランキング!
では一体どのおせち料理のカロリーが高いのか、知りたいですよね!?
ひとえにカロリーが高いといっても、料理ごとに食べる量が違いますので、今回は一般的な「100gあたり」とかいうのではなく、普通に考えて「一回で食べる量」に含まれるカロリーでランキングを作っていきたいと思いますよ!
第1位 煮しめ(一人分/約300kcal)
野菜をたくさん使っているからカロリーが低いと思っていた方、気を付けた方がいいですよ!
野菜といえどもカロリーがありますし、何よりもこれは調理法のせいですね。砂糖やしょうゆを大量に使って濃い味に煮付け、「煮しめ」とあるように汁気をほとんど食材に含ませてしまうので、どうしてもカロリーと塩分が上がります。さらに、意外と量を食べてしまうおせち料理の一つですから、一食分と考えるとこれが堂々の第1位に輝くわけです!
第2位 栗きんとん(3粒/約240kcal)
やっぱりか、と思った方もいるかもしれません。最近好きな人が増えている栗が第2位にランキングです。
味からしても甘めで糖分が高いのが分かりますし、使っている栗やサツマイモも元々糖分の多い食材です。さらに意外とたくさん食べてしまいがちなおせち料理なので、一食分3粒(餡含む)と考えるとこの順位になってしまいました!
第3位 ぶりの照り焼き(一切れ分/約210kcal)
これも意外かもしれませんが魚料理がランクインです。ブリそのものにそこまでカロリーがあるわけではありませんが、こちらもやはり照り焼きという調理法により、糖分と塩分が高い味付けになってしまっています。ブリという食材も万人に受けやすい食材で、どうしても箸が伸びがちなので、このランキングです。
第4位 伊達巻き(2切れ約140kcal)
こちらも食べるに甘めの料理ですから、高いカロリーを有します。ただ、魚のすり身が入っているなど食べ応えのある料理でもありますから、一食分と考えると実はあまり量を食べないのですね。ですからこのランキングです。
食べすぎるともっと上位ランクに上がってしまうのでご注意を。
第5位 黒豆(一食分20g/約50kcal)
マメはもともとカロリーの高い食材ですが、それを砂糖で煮付けているので、乾燥させているものを使うといってもどうしてもカロリーが高くなります。むしろマメが含む砂糖のカロリーのせいかもしれません。
こちらもそれほど食べることを想定していないのでこのランクですが、黒豆が好きだったり健康を意識して豆を食べようとしている人だと、もっとカロリーが高くなってしまいますね。
番外編 カロリーが低い料理
おせち料理にもカロリーが低い料理はあります。その代表的なものをいくつか挙げると、
かまぼこ
数の子
なます
エビ
という感じになります。傾向としてはあまり味付していないものや、酢の物がやはりカロリーが低くなるみたいですね。
ただし、カロリーが低くても塩分が高いものもありますので、こちらも注意が必要です。
正月太りをしない上手な食べ方
上で挙げたように、おせちがどうしても高カロリーになってしまうのは食材のせいというよりのその調理法に由来している場合が多いです。
ですからもしおせちを自炊で作る場合は、その部分に気を付けながら作ると上手にカロリーをカットすることができるでしょう。
今の時代はそれほど保存性は求めていませんから、少し薄味に作っても問題はないと私は思います。
とはいえ、自炊せずにおせちを出来合いで済ます場合はそうは言ってられません。味付の濃いおせちを、それでもうまく太らずに食べる方法、いくつかあるのでご紹介しますね。
おせちを系統に分ける
結局のところ保存性を高めるためには、
- 砂糖を使う
- 塩を使う
- 酢で漬ける
- 保存性を求めないお祝い料理
の4つの系統に分けられます。
カロリーの高いおせち料理は食べない!
というのではせっかくのおせちが楽しめませんから、一番良いのは、この4つの系統を上手に食べ分けていくことです。
それぞれの系統をまんべんなく食べれば、それだけカロリーも塩分も分散しますから、結果として通常のカロリー量に収まるというわけです。
これをおせちの食べ方の基本としましょう!
おせちと共に、サラダか野菜スープ
おせちだけ食べているとどうしてもカロリーは高くなってしまいます。ですから、ここは基本に立ち返り、野菜を摂取するようにしましょう。
特に糖分の摂取には以前にこちらの記事でも取り上げた「ベジファースト」を取り入れると良いです。
そのためにも、おせちを食べる前にサラダや野菜スープを取ることをお勧めします。
おせちにサラダや野菜スープ?
と思う方もいるかもしれませんが、
塩分を控えめにしたお新香風サラダや、野菜をたっぷり入れたお雑煮なら違和感がないでしょう?
もちろん普通のサラダや野菜スープを食べても構いませんが、とにかく最初に野菜を摂ることによって、栄養的にも糖分的にも、体に良い摂り方になりますよ!
大人はお酒の飲み方にも気を付けて!
お酒が好きな大人の人なら、お正月にはお酒も朝から飲みたいところですよね。
一年の中でお正月くらいしか朝からお酒を飲むことが許されるときなんてないですから、どうぞゆっくり飲んでください。私もたっぷり飲みたいと思います(笑)
しかし!
お酒にもカロリーが含まれますから、飲み方次第ではおせちよりも太る原因となる可能性も!
お酒の飲み方もおせちと同じく、野菜などをおなかに入れてから飲んだ方が良いですし、カロリーの高いお酒ばかりを飲まないように心がけましょう!
お酒のカロリーランキング(100mlあたり)
第1位 洋酒
第2位 焼酎
第3位 日本酒
第4位 ワイン
第5位 ビール
となります。
しかし、お酒の場合、料理以上に単純にこの順位にならないです。
例えば上位のお酒はアルコール度数が高いために(アルコールにもカロリーがあるため)上位にランクインしていますが、度数が高いということは量もそれほど飲めないということです。逆にビールはアルコール度数が低いので下位ですが、その代わりに量が飲めるお酒としても皆さん周知されていると思います。となれば、単純にこのランキングにならないのは分かりますよね。
しかも、焼酎などを何で割って飲むかによっても変わります。
焼酎を緑茶で割れば低くなりますが、逆に甘いシロップを使った焼酎割だとドカンと高くなります。
カロリーなんて気にして酒なんて飲めるか!
という人もいると思うので、強要はしませんが、健康的に飲みたいと思う人は、お酒にもカロリーがあることを肝に銘じておきましょうね!
羽目を外しすぎずにお正月を楽しもう!
何事もそうですが、やりすぎると失敗が待っているものです。
おせちやお酒も適度に楽しみ、またイベントに参加するにしても家でぐうたらするにしても、適度に楽しめるように心がけるのが、結局一番思い出に残る時間の過ごし方になると思いますよ!
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