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プロ直伝!おうちで作る結構本気なビーフシチュー

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見栄張レシピ

普段は一週間をセットで作るお手軽簡単自炊レシピを公開しておりますが、ここではそれとは少し違い、だれかと食べたり、パーティーしたり、特別な日のお料理だったり、ただ見栄を張りたかったり、そんなときのためのお料理を時々提供しようと思います!

1品目はこちら!

プロ直伝!おうちで作る結構本気なビーフシチュー

作り方を細かく解説していきますので、付いてきてくださいね。

準備

まずは使うものです。3つのカテゴリーに分かれます。

まずはビーフシチューベース

牛肉(塊状の物)   500g

玉ねぎ          1個

赤ワイン       200g

日本酒(料理酒)   200g

ローリエ         2枚

クローブ         4粒

ナツメグ         2g

塩、胡椒         少々

水            適量

・牛肉はスライスではなく塊の物を選んでください。大きくなくても大丈夫です。よくスーパーでカレーやシチュー用として売っているものでよいです。部位は、肩肉やすね肉や、脂っこい方が良ければバラ肉でもよいです。ただしすね肉などの方が安いですよ。私は肩肉を100円/100gで買いました。

・クローブやナツメグはこだわり部分ですので、どうしても入手できなければ入れなくても大丈夫です。ローリエは入れたいですね。

・赤ワインはめちゃくちゃ安いもので十分です。もちろん、こだわりたい人は高価なワインを使ってもいいですけど(笑)。日本酒もしかりです。

次にシチューソース

牛肉を煮込んだ汁  350g

デミグラス缶      1缶(290g)

つゆの素       20g

バター        10g

デミグラスはどのメーカーでもよいですが、あんがい味に違いがあるので、好みの味に出会うまでは何度か試す必要があるかもしれませんね。

またつゆの素は、市販品でもよいですが「自炊に必須!料理を簡単にする作り置きレシピ」で紹介しているものを使うとちょうど良い味になると思います。

最後にガル二(付け合わせ)

さつまいも

ほうれん草

ナス

・今回は上の三つを用意しましたが、付け合わせですので、お好みの野菜を用意すればよいと思います。定番はニンジンやブロッコリーなどですね。

手間をかけてもよいのなら、おススメはマッシュポテトです。お店などに出てくるマッシュポテトにもちゃんと意味があり、シチューなどのソースもマッシュポテトできれいに食べてもらえるから付いているんですよ!

ビーフシチューベースを作る(作り置き可能)

まずはベースを作っていきます。これは簡単に言えば、牛肉を煮込む作業です。手間はかかりませんが、時間がかかるので、少し大変です。ただ、作り置きが可能ですので、あらかじめ時間のある時にこの工程はしてしまってよいと思います。

材料の下ごしらえ

・玉ねぎ

皮をむきヘタを取ったら、厚めのスライス。適当でよい。

・牛肉

もし塊であるなら、約5㎝角に切ってしまいましょう。大きな塊のままやる方法もありますが、時間がと手間がかかるので。ただしあまり小さく切ると貧相なシチューに仕上がってしまうで、気を付けて。切ったら、表面に塩と胡椒を振っておく。

牛肉を焼く→煮込むスープを作る

フライパンを熱く熱し、少量のサラダ油を敷いたら牛肉を投入します。表面を焼きたいだけなので、とにかく強火で表面を焦がしていきましょう。ブロック状になっていると思うので、ころころと転がしながら各面をしっかり焼きます。焼けたらバットなどに取り出しておきましょう。

牛肉を取り出したフライパンをそのまま使って玉ねぎを炒めていきます。油が足りなければサラダ油を足してもよいです。中火~強火で、玉ねぎも香ばしくなるように炒めていきます。ソースに香ばしさが足せるのでここは重要です。ある程度炒まってしんなりしてきたら、赤ワインを加え、鍋肌をこそぎます。鍋についているうまみを全部赤ワインに落としましょう。出来たらすぐに火を止め、別の鍋(雪平鍋など)に移します。

移した鍋の底に玉ねぎが来るように(この後煮込むとき、肉が当たって焦げないようにするため)して、その上に取り出しておいた牛肉を乗せます。さらに日本酒を加え、一度強火で沸かします。沸いたら、香辛料やハーブを加え、水を最初は200gほど注ぎ入れます(肉が水分で隠れるまで)。クッキングシートなどで落とし蓋をして、極弱火でここから2時間ほど煮込んでいきます。煮込んでいる間に水分が飛んで牛肉の頭が出てしまうので、そうならないように適時水を足してください。

圧力鍋でやると十数分で煮込めますが、今回は普通の鍋でやる方法にしました。その方が自炊してるっぽいでしょ?

大きい塊の肉でやると4時間ほどかかります。

2時間たって肉に楊枝などを刺してすっと通ればオーケーです。火を止めて、鍋のまま、もしくは大きい器やタッパーなどにスープごと移し、肉が空気に触れないようにそのまま常温で冷ましたら完成です。冷めたら、そのまま次の工程に行くか、もしくはここでいったん終わらせて冷蔵庫にしまっても大丈夫です。

ガルニ(付け合わせ)を用意しておきます

上でも言いましたが、内容はお好みです。今回は蒸かしたさつまいも、グリルしたナス、ほうれん草のソテー、を付けていきます。

さつまいも

一口大に乱切りし、皿においてラップして、レンジで3分。火が入っていたらオーケーです。塩などを振っておきましょう。

なす

ヘタの部分の余計なところを、包丁でくるくる切ってきれいにします。半分に割り、皮目に切れ目を入れて、コンロに魚焼き用のグリルがあればそこで4分ほど焼きます。

ほうれん草

水で洗ったほうれん草を、根本を切り落としたら5㎝長さのざく切りにします。

フライパンにバター少量を落とし、中火でほうれん草を炒めます。塩コショウで味を付けます。

シチューソースを作り完成させます

ここまで来たらあとは簡単です。

シチューソースを作る

シチューベースで煮込んだ肉を、バットなどに取り出しておきます。この時、ローリエやクローブなどの食べれない固形ハーブも取り除いておきます。あとでもできますが、冷めていて取り出しやすいときに取り出した方が楽です。

取り出したら、スープを煮詰めていきます。中に入っている玉ねぎを木べらなどで潰しながら、中火で350g程度になるまで煮詰めます。焦がさないように注意してください。こんな感じ。

煮詰め終わったら玉ねぎを細かくしたいのですが、フードプロセッサーやミキサーなどがなければ、頑張って木べらなどで潰す程度で大丈夫です。ここで滑らかにしておくと、仕上がりがレストランになります。出来たら、デミグラス缶と、つゆの素を加え、弱火でデミグラスを溶かしていきます。溶けたら、取り出しておいた牛肉を加えましょう。冷めているので牛肉を温めがてら、ソースを少し煮て味をなじませていきます。2~3分ほど煮たら、味を見ましょう。薄ければつゆを足してください。濃かったら水を足してください。調整したら火を止めて、バターを加えてモンテします。モンテとはバターを最後に加えることでソースに風味と味、とろみを付ける作業のことです。これをするのとしないのとじゃ全然味が違いますから、ぜひやってください。しっかりバターが混ざれば、完成です!

あとは盛り付けるだけです。ちょい足しでビーフの上に生クリームをかけるとさらに美味しくなりますが、これはなくてもよいです。とにかく格好良く盛り付ければ、見た目も味もレストランとそん色ないビーフシチューの完成です!

どうですか?写真撮るのにも珍しく気合い入れましたよ!

赤ワインをたっぷり使っているので、非常に大人な味に仕上がっていると思います。もしお子さんに食べさせるなら、砂糖などを加えて甘めに作ってもよいと思います。おうちでもできるようにアレンジしたので、そんなに難しくないと思います。ぜひ作ってみてください!

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