9回目の一週間レシピ、いかがでしたでしょうか。
和食とかイタリアンとかそういうくくりではまとめられない、いわゆる創作レシピの一週間になりました。創作のもととなっている各国の料理もバラエティーに富んでいるので、なかなか面白い構成になったと思います。
食材的にはそれほど目新しいものは使っていません。ただ、今回は生のニンニクを使って、いつも使っているおろしにんにくチューブとは違うニンニクのおいしさを楽しめる一週間になっていると思います。
また今回は様々なソースを作っています。世の中にはソースと名の付くものはたくさんありますから、いろいろと覚えてみるのも面白いのでは?
一週間の総括
それでは一週間のまとめいってみましょう!
準備
今回の仕込みでは、新顔として「ニンニクオイル」の仕込みをしております。作り方はそれほど難しくないうえに、保存も効く仕込み置きです。そして何よりも、香ばしいガーリックの香りを手軽に料理に加えることができる仕込みです。ぜひとも覚えてほしいですね。
他にも、チキンを炊飯器でコンフィしています。少し時間はかかりますが手間は全くかからないので、準備としては楽かと思います。
灰汁が強く時間がたつと黒くなってしまうレンコンですが、今回は酢水につけるという手段を取りました。かすかに酢の香りが付いてしまうのが難点ですが、今回は味の強い調理法が多いので、問題ないと思います。
献立1・蒸し鶏とトマトの温製カプレーゼ~スピナーチソースで~
モツァレラチーズとトマト、バジルで構成されるのがカプレーゼです。ご存知の方も多いと思いますが、今回は、チーズを蒸し鶏、バジルをほうれん草(スピナーチ)で代用し、おかずになるように温製で提供できるレシピにしました。
トースターで温めていますが、温めすぎるとチキンが固くなりトマトが崩れてしまうので、ほどほどに温めるのがポイントです。
ソースはミキサーにかけると滑らかになりもっとおいしくなります。
献立2・豚肉ときのこの猟師鍋
いつもは最後に鍋をもっていきますが、今回は2品目で登場です。豚肉とたっぷりのきのこでいただく創作鍋です。醤油ベースの味付けになっています。最後に仕上げとしてしょうがを入れることでしょうがの香りがしっかりと感じられるようにしてあります。
鍋ですから、〆でスープまでいただきたいですね。おすすめはやはり雑炊です!
献立3・素揚げ野菜の和風ミートソースがけ
野菜だって主役になるんです。形式としては揚げ焼ですが、スライスした野菜は薄めなので、ほぼ揚げの状態にできると思います。
素揚げされた野菜は水分が飛び、味が濃くなるので、それだけでもとても美味しいんです。
今回はそんな素揚げ野菜に和風のミートソースをかけました。たっぷりとひき肉を使っているので、これでボリュームもばっちり。ミートソースは子供が大好きなので、もしお子さんがいるのならば、ぜひ食べさせてみたい一品ではないでしょうか。
献立4・ポークピカタ~キノコのラグーソース~
ピカタという料理はイタリア料理になります。豚肉だけでなく鶏肉、牛肉などでもできます。卵と粉チーズで作る衣で揚げ焼にしていくのですが、長時間焼くことができないので、お肉は薄めにしておくのが良いです。今回は薄切り肉を重ねているので、簡単に火が通るうえに、ミルフィーユ状なので柔らかく仕上がります。
キノコラグーは、今回はいろいろなキノコで作りましたが、一つのきのこで使うとまた違う味になっておいしいですね。
献立5・カジキマグロのテリヤキ~マヨネーズソース~
カジキマグロはものによってその味わいが変わってきます。たっぷりと脂を含んだジューシーなカジキマグロもありますが、自炊で使うような安く購入することを主眼に置いたカジキマグロは、油っ気がないことが多いです。なので、テリヤキのようなこってりとした味付や、マヨネーズとの相性はとても良いです。
付け合わせとマヨネーズソースにニンニクを使っていていいアクセントになると思います。
献立6・豚肉とトマトの卵炒め~カボチャポタージュソース~
せっかくトマトを使うので、普通にサラダとして付け合わせるのでは面白くありませんよね。なので今回は炒めました。火を通したトマトは旨味成分を強く感じれるようになるので、実はとっても相性の良い調理法なんです。
ソースにはかぼちゃのポタージュを使いました。スープですが、しっかりとソースにもなります。炒め物の塩気とソースの甘みはベストマッチです。
献立7・チキンむね肉ステーキのアヒージョ風
仕込んだニンニクオイルを存分に活用できる料理と言えばこれ。
スペイン料理のアヒージョは、ニンニクオイルで具材を煮込む料理。
これを簡単に作れるように、具材に火を通したり味を付けたりしてから、オイルで軽く煮ています。
オリーブオイルでニンニクオイルは作っているので、体にも良いです。オイルまで美味しくいただける逸品。
まとめのまとめ
さて、今回かかった金額は…
2950円
一週間7品で1品当たり2食分なので、
一食分当たりの金額は、211円!
メニューのバリエーションが広かった割にはリーズナブルに収まったと思います。野菜も、実はそれほど種類を買っていないのですが、そんなに同じ野菜を使っている感じはなかったのではないでしょうか。やっぱり料理の幅を広げると飽きないですね。
コンフィや、ピカタ、アヒージョなど、あまり普通にはやらない料理法が多いのですが、それほど難しくはないので、覚えておくと今後の自炊生活にも幅が広がりますね。
ちなみに今回使ったカジキマグロは8回の時に買っておいたものです。冷凍庫に余裕があるのなら、しっかり買いだめしておくのが手間がかかりません。
では、また次の一週間で!
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